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良い倒産 悪い倒産価格: 1,680円 レビュー評価: 5.0 レビュー数:2 大物倒産弁護士の経験に基づく本であり、また、非常に文章がわかりやすくて読みやすい。 著者は、国民銀行の譲渡、そごうの監督委員、山一證券の破産管財人、上場ゼネコンの倒産等を実際に指揮した人物である。 この本は一貫して、倒産をポジティブに捉えようとしている。例えば、倒産はそれまで実力があるのに埋もれていた優秀な人材が活躍するきっかけとなるし、また、企業が無能な経営陣から解放されて飛躍をとげるチャンスにもなりうるのである。 特に興味深かった点は、長崎屋(最近ようやく更生計画案が可決されたが)、そごう、マイカルという流通業界大手の再建に至る過程を比較し、著者の経験に基づいて分析している |
信託と倒産価格: 4,200円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 倒産に信託が絡む案件がありこの本を購入しましたが、検討の役に立ちました。信託の教科書では形式的な説明が多く、突っ込んだ説明があまりされていないのですが、金融危機がまだまだ続くであろうことを考えると、この分野の議論がもっと深まるべきだと思います。さらなる展開を期待してます。 |
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小さな会社の総務・経理の仕事ができる本―初めてでもよくわかる価格: 1,260円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 知りたい項目をぱっと開いたページで完結です。
届出用紙も実物を掲載しており、どのような用紙が必要であるかが、
目で見てすぐわかるので書類の種類を確認する時にも非常に助かります。
また、些細な困りごとをうまくとらえており、全体が知恵袋的に使えますよ。
但し、本当の初心者向けですから、実務経験が少しでもある方には
簡潔すぎて不満が出てしまうかもしれません。
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社長! こんな会社が倒産します価格: 1,365円 レビュー評価:5.0 レビュー数:1 税理士です。
中経出版にしては地味なカバーの本で、大蔵財務の本かと思いましたが、中身は2色刷りで、字も大きく、中小企業の社長さん向けの一冊(営業畑や技術畑の人でも大丈夫)。
具体的な倒産の予兆を読み取る方法が書かれています。
経営者は決算書の何を見るのか(定量分析)、経営者がどういう経営を考えているか(定性分析)といった観点が、自然に身につく本です。
融資担当者、与信担当者、税理士にはもちろん、人事・法務系のコンサルタント、カウンセラーなど役員を相手に相談業務をされている人に有用な本だと思います。 |
告発倒産 (講談社文庫)価格: 600円 レビュー評価:3.5 レビュー数:4 2000年10月発行の単行本で読んだが、文庫版があるので恐縮ながらこちらにレビューを掲載する。高任和夫氏の作品の中では特に「罪びと」の藤倉や井狩、「敗者復活戦」の彦坂や雨宮という人々が織り成す中高年の人生模様作品が気に入っていたが、本書のような企業サスペンスも面白い。大手老舗の五代デパートの総務部、部長の倉橋信彦47歳、部付部長の佐野55歳、総会屋担当の課長の景浦42歳が、大久保常務や野田経理部長、顧問弁護士永井や江坂等々と絡み、総会屋の真崎や原田との関係があったが、警察の事情聴取が始まり結局は会社の倉橋部長と景浦課長だけが逮捕されるところから話は進む。前半はこの倉橋部長の尋問と苦悩と会社の |
ハゲタカ投資家―不良債権は蜜の味価格: 2,310円 レビュー評価:4.0 レビュー数:2 ハゲタカ投資家とは倒産企業などを対象とする究極の逆張り投資家である。 日本ではあまり知られていない、そしてこれから必要となる投資家たちの 姿が良く分かる一冊である。この本を読むと将来自分もこういう分野へ進みたいという気持になる。 |
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鎮魂歌―FMWはなぜ倒産したのか価格: 1,575円 レビュー評価:4.0 レビュー数:2 荒井社長の「FMW倒産」を読んだ後で
読んでみました。
荒井社長がどんな人だったか詳しく書いてありますが、
冬木氏は洞察力に優れていましたね。
さすがに色々な団体を渡り歩いてきただけの
事はあり、落ち着きもあり考え方も
しっかりしていると思いました。
FMWを良くしようと冬木氏なりに
考えていた様ですが、今ひとつ荒井氏と
話し合えなかった事と
荒井氏が自殺という最悪の結果に
なってしまったのが悔しくて、
この本ではっきり
書 |